|
|
待望の改訂版!!
FMEAをどうやれば良いかわからない?
外部,第三者の説明責任(アカウンタビリティ)にどう役立てるかわからない?
多発する事故やリコールの再発防止に論理的に対策を立てるために本書をご活用下さい。
FMEAは再発防止のためのリスク低減を論理点に展開でき,
説明責任(アカウンタビリティ)を完遂することに役立ちます。
新刊好評発売中!
CD-ROM版+くるみ製本(約280頁)
定価:40,500円(消費税込)+送料
※くるみ製本、CD-ROM版もあります。
※必要な頁がすぐ検索できる。CD-ROMに含まれる文書ファイル(PDF・アクロバット形式)は,著作権上直接書き替えはできません。
◎編著代表 監修:安藤黎二郎(
安藤技術士事務所・所長)
大石直暢(大石技術士事務所・所長)
執筆:FMEA研究会(安藤黎二郎,江口正芳,大石直暢,八塚亨,渡部榮久)
|
このボタンをクリックすると『FMEAまるわかり〈故障モード及び影響解析〉−理解と実践−CD-ROM版+くるみ製本』が買い物カゴに入ります。
|
おすすめの言葉
本書は,事故を未然に防ぐために,会社(組織)の技術総力を挙げてリスクを評価し,リスクを除外/軽減する技法として最も有効なFMEAをとりあげ,効果的な活用のための具体的な進め方を解説したものである。
潜在するリスクの特定から,顧客への影響を評価し,リスク低減の方策を立案,説得力ある優先順位をつけて実施するまで,論理的に展開し,効果を上げるための要点を解説した。
FMEAの最大の利点は,論理的に展開することで,外部,第三者に対しても,その活動の有効性を納得しやすい形で説明できる,即ち,説明責任(アカウンタビリティ)に役立つことである。
また,説明責任を果たすことができるということは,職域・世代を超えた理解が可能になることでもあり,組織内部に於いては,技術,ノウハウの伝承に極めて有効な手段でもある。
本書では,こうしたFMEAの展開,リスク低減の利点を理解し,活かし易いように事例とその解説を豊富に取り入れた。
AIAGマニュアル4版に於いて特に大きく変更されている点として以下が指摘される。
- FMEA様式が多く紹介され,そのうち基本様式(D)に於いて,“予防”と“検出”の位置づけが解り易くなった。
- “発生度”と“検出度”のランク値が厳しくなった。
- “故障”と“故障モード”の扱いが柔軟(曖昧)になり,“故障≒故障モード”として扱われている。
内容項目
- まえがき
- 第一部 信頼性工学とFMEA
- T.信頼性工学について
- 1.信頼性工学の始まり
- 2.信頼性工学の概要
- 3.信頼性工学の用語
- U.マネジメントシステム(MS)とFMEA
- 1.リスクマネジメント(RM)
- 2.自動車産業とFMEA
- 3.ISO9000とFMEA
- 4.デザインレビューとFMEA、FMEAレビュー
- V.FMEAについて
- 1.今、何故、FMEAが必要なのか!
- 2.FMEAとは
- 3.FMEAの実施手順の概要
- 1)FMEAの準備作業
- 2)FMEA表への展開手順の概要
- 第二部 FMEAの進め方の基本
- T.FMEAを導入、実施するにあたって
- 1.FMEAの実施体制、意志決定プロセス
- 2.FMEAの目的・目標
- 3.FMEAを実施する場面(ケース)とタイミング
- 4.効果的なFMEAを実施するためのポイント
- 5.フォローアップと情報の管理
- U.FMEAの展開手順、及び各段階での要点の解説
- 1.解析対象(範囲)の決定
- 2.項目/機能/要求事項
- 3.(潜在的)故障モード
- 4.故障の潜在的影響、及び評価(重大さの
- ランク付け)
- 5.故障の潜在的原因/メカニズム
- 6.予防(現行の管理)と発生度
- 7.検出(現行の管理)と検出度
- 8.リスクの評価 → 処置の優先度
- 9.推奨処置(対策)
- 10.対策の実施と確認、及び効果の評価
- 11.FMEAの維持、活用
- 参考 FMEA様式D・・・AIAGマニュアルの推奨様式と解説
- 第三部 “AIAGマニュアル4版”によるFMEAの具体的展開の手順
―AIAGマニュアル 4版による―
- 序 章
- 第T章 FMEAの一般的指針
- [1]序文
- [2]組織及び経営管理への影響
- [3]FMEAの解説
- [4]フォローアップ及び継続的改善
- 第U章 FMEAの概要、戦略、計画及び実施
- [1]序文
- [2]基本的構造
- [3]アプローチ(取り組み方)
- 1.チームの明確化
- 2.範囲の決定
- 3.顧客の定義
- 4.機能、要求事項、仕様の決定
- 5.潜在的故障モードの明確化
- 6.潜在的影響の明確化
- 7.潜在的原因の明確化
- 8.管理(設計管理、工程管理)の明確化
- 9.リスクの明確化と評価
- 10.推奨処置と結果
- 11.管理者(Management)の責任
- 第V章 設計FMEA(Design Failure Mode and Effect Analysis)
- [1]序文
- 1.顧客の定義
- 2.チームアプローチ(チームによる取組み)
- 3.製造、組立及びサービスのし易さに対する配慮
- [2]DFMEAの展開
- 1.前提条件
- 1−1)ブロック(境界)ダイアグラム
- 1−2)パラメータダイアグラム(P-ダイアグラム)
- 1−3)機能に関する要求事項
- 1−4)他のツールと情報源
- 2.DFMEAの事例
- 最小限の情報要素と記入例
- 2−1)DFMEA様式の表題
- 2−2)DFMEA様式の本文
- (a)アイテム/機能/要求事項
- (b)潜在的な故障モード
- (c)故障の潜在的な影響
- (d)重大さ
- (e)分類
- (f)故障の潜在的な原因/メカニズム
- (g)発生度
- (h)現行の設計管理
- (i)検出度
- (j)RPN(Risk Priority Number)
- (k)推奨処置
- (l)責任及び処置完了目標日
- (m−n)処置の結果
- (m)とられた処置及び完了日
- (n)重大さ、発生度、検出度及びRPN
- 3.DFMEAsの維持
- 4.DFMEAsの活用
- 5.相互関係(繋がり)
- 第W章 工程FMEA(Process Failure Mode and Effect Analysis)
- [1]序文
- 1.顧客の定義
- 2.チームアプローチ(チームによる取組み)
- 3.設計に対する配慮
- [2]PFMEAの展開
- 1.前提条件
- 1−1)工程フロー図及びPFMEAとの関連付け
- 1−2)他のツールと情報源
- 1−3)調査情報
- 2.PFMEA様式の例
- 最小限の情報要素と記入事例
- 2−1)PFMEA様式の表題
- 2−2)PFMEA様式の本文
- (a)工程段階/工程機能/要求事項
- (b)潜在的な故障モード
- (c)故障の潜在的な影響
- (d)重大さ
- (e)分類
- (f)故障モードの潜在的な原因
- (g)発生度
- (h)現行の工程管理
- (i)検出度
- (j)RPN(Risk Priority Number)
- (k)推奨処置
- (l)責任及び処置完了目標日
- (m-n)処置の結果
- (m)とられた処置及び完了日
- (n)重大さ、発生度、検出度及びRPN
- 3.PFMEAsの維持
- 4.PFMEAsの活用
- 5.相互関係(繋がり)
- 【付 属 書】
- 付属書A: 様式サンプル
- 1.DFMEA(A〜F)
- 2.PFMEA(A〜H)
- 付属書B: システムレベルのFMEA
- 付属書C: RPNに代わるリスク評価の方法
- 付属書D: 代替可能な解析手法
- 第四部 【付 録】
- T.AIAGマニュアル4版のFMEA様式についての補足説明
- 1.サンプル様式の要約
- 2.〔設計FMEAのアイテム/機能/要求事項〕と〔工程FMEAの工程段階/機能/要求事項〕の関係について
- 3.設計FMEAと工程FMEAのFMEA様式への記入のポイント
- U.いろいろなFMEA様式
- V.IEC 60812:2006の概要
- 1.用語及び定義
- 2.附属書Aより(FMEA及びFMECA手順の概要)
- 3.附属書Bより(FMEA解析例)
- W.FMEAの事例
- 【設計FMEA】
- 事例−1)抄紙機のフェルトロール
- 事例−2)スティームシャワ−
- 事例−3)エンジンユニット
- 事例−4)ロータハウジング(コメント入り)
- 【工程FMEA】
- 事例−5)食品用プラスチック容器の製造
- 事例−6)インスタントラーメンの製造(事例の添削)
- 事例−7)ロータハウジング(コメント入り)
- X.FTAの概要と事例
- 1.FTAの概要
- 2.FTAの事例
|