講師: |
佐々木 伸 氏
日本ビジネスブレーン株式会社 代表取締役 |
日時: |
2022年8月18日(木)13:00〜17:00
特別集中講座
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受講料: |
33,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。 |
会場: |
オンライン講座(オンライン講座について)
職場・自宅 全国どこからでも参加できます。
「ZOOM」を使用します。
※アプリをインストールせずブラウザから参加できます。 |
※録音・録画・撮影はご遠慮下さい。
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●受講のおすすめ
近年、大規模地震、台風、風水害、工場火災さらには新型コロナやウクライナ戦争など様々な自然災害、人的災害が発生しています。その中でもトヨタは通常の生産活動の強さに加えて非常時にも強さを発揮しています。
トヨタが強いのは「在庫を多く持っているためだ」という指摘もありますが、これは必ずしも正しくありません。たしかに港湾ストなど事前に予測できる問題へは計画的な在庫で対応し、日常の交通渋滞などは安全在庫を活用しています。しかし、新型コロナによるサプライヤーからの部品遅れや半導体工場の火災の影響などは、事前にいつ、どこで発生し、どのくらいの期間継続するかを予測することは困難で、このようなリスクに対して在庫のみでの対応は不可能です。また行ったとしても多すぎる在庫負担を招いてしまいます。
トヨタが非常時にも強い本当の理由は、トヨタ生産システムの考え方やしくみにあるのですが、意外と正しく理解されていません。そこで、当センターでは、トヨタ生産システムの考え方やしくみを参考にして、安定生産時、非常時対応の双方に強いしくみを構築する方法を解説するセミナーを開講いたします。具体的には、
- トヨタ、日産、ホンダの基本的考え方の比較(各社の考え方や構造的な違いについて)
- 各社に共通的に適用される各種施策(各社への適用の参考のために)
- 非常時におけるリスクマネジメント(特にサプライヤーリスクマネジメントについて)
について詳しく説明し、常に強くかついざというときに、どのようにしてリスクを最小化すべきかを紹介します。
受講対象: 生産に関わる部門(生産技術、製造、生産管理、購買等々)の管理職、担当者
●セミナープログラム
- 1.なぜトヨタなのか?
- 2.トヨタ生産システムと他社の生産システムの比較
- 1)トヨタ、日産、ホンダのそれぞれの生産の仕方
- 2)トヨタ、日産、ホンダのそれぞれの対応方法
- 3)トヨタ、日産、ホンダの骨組みの違い
- 5)トヨタ、日産、ホンダの平準化の違い
- 6)トヨタ、日産、ホンダの同期化の違い
- 7)トヨタ、日産、ホンダの在庫コントロールの責任部署の違い
- 3.トヨタ生産システムを支える施策
- 1)柔軟で強靭な体質へ
- 2)トヨタ生産システムを実現する施策
- 5S、改善活動、段取り改善
- 標準作業化、多能工化
- 平準化、整流化と同期化
- ライン編成・省人化・少人化、レイアウト
- 小ロット生産、リードタイム短縮
- 自働化、TPM、品質改善
- かんばん方式、MRP方式
- ジャストインタイム
- 変動生産、適正在庫管理
- トヨタ生産システムの活動体系まとめ
- 4.非常時におけるリスクマネジメント
- 1)サプライチェーンにおけるリスクマネジメント
- 2)サプライヤーの具体的リスク対策
- 3)トヨタにおけるサプライヤーマネジメント
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