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公差設計を学びたい若手技術者必見!

本当に開発現場で活かせる公差設計の基礎と実践


   
講師: 中出 義幸
Nakadeメソッド研究所 代表
日時: 2021年11月4日(木)10:00〜17:00
1日集中講座
受講料: 43,000円(消費税込)
会場: オンライン講座(オンライン講座について
職場・自宅 全国どこからでも参加できます。
「ZOOM」を使用します。
※アプリをインストールせずブラウザから参加できます。

※録音・録画はご遠慮下さい。


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セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。


●受講のおすすめ

公差設計は設計そのものです。実はこの公差設計には通常の教育では教えてもらえないノウハウがあります。そのノウハウとは、「ものづくり」を熟知した設計をすることに他ならないのですが、多くの設計者は、「ものづくり」を理解しないまま期待値公差に統計学を適用してしまい、その結果、金型改造など土壇場で設計の手戻りが発生しています。統計学は工程管理に使えても、実際の構造設計には役に立たないのです。本講座は統計学や幾何公差を教えるものではありません。設計現場は統計学や幾何公差では問題解決しないのです。
本講座では、教科書では教えてくれない「ものづくり」を考慮した設計をどのように進めていったらよいか、現場を知り尽くしたベテラン講師が本当に現場で使える設計者のスキルアップに直結する設計ノウハウについて、

  1. 公差値はどのようにして決まるのか
  2. 構造設計に必要な設計基準と金型構造、樹脂成型、材料特性を理解することの
    大切さを、実際の設計事例を交えて分かり易くお伝えします!
本講座を受講することで、若手技術者でも機構設計の全体像を理解できるようになり、設計力が大幅にアップします。

本講座で得られる習得知識:
  1. 公差設計の基本
  2. 樹脂材料の特性と使いこなしと金型知識
  3. ゼロデフェクト構造設計、設計ノウハウ事例
受講対象:
  • 初級〜中堅技術者
  • 品質管理者、製造技術者

●セミナープログラム

1.はじめに
1-1. 確率法で公差設計はするな!
1-2. ゼロ・ディフェクト思考
1-3. 公差設計の現状
2.現状の課題とセミナーのねらい
2-1. 現状の課題
2-2. セミナーのねらい
3.公差設計と公差解析
3-1. 公差概論
3-2. 公差解析の必要性
3-3. 公差の種類
3-4. 公差のJIS規格
3-5. 形状公差:幾何公差記号
3-6. サイズ公差と幾何公差の違い
3-7. 公差解析法
3-8. 公差解析の計算例
3-9. 確率法の成立要件
(理解度チェック)
4.公差を決める設計プロセス
4-1. 構想設計〜金型〜成形、製品完成まで
4-2. モノ造りでのバラツキの配慮
4-3. 樹脂の成形収縮率
4-4. 公差設計での樹脂の使いこなし!
(理解度チェック)
5.金型構造と射出成形機
5-1.金型の基本構造
5-2.樹脂射出成形プロセス
5-3.射出成形金型の基本機能
6.樹脂成形での配慮すべき公差設計のポイント
6-1. 成形不具合とその対策形状
6-2. 公差を考慮した樹脂別推奨肉厚
6-3. 公差上配慮すべき金型設計内容
6-4. 設計者が一番知りたいこと!!!
   公差値設定のポイント!
(理解度チェック)
7.公差設計の勘所!…演習あり
  公差解析は、積上げ公差で行え!
  K・S・D(経験とセンスと度胸)が大事!
  設計者として押さえておきたいノウハウと事例!
7-1. プッシュボタン構造設計
7-2. プリント基板の位置決め設計
7-3. 樹脂筐体にブラケット固定設計
7-4. プッシュ操作スイッチ構造設計
(理解度チェック)
8.公差設計実践…2Stepの勧め
Step1:設計時…積上法で構造考案
Step2:量産後…確率法で部品管理
9.おわりに
講師から設計者への手紙!

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