作業の急所が「あいまい」で作業者まかせ,作業がやりにくい,作業が複雑すぎる,冶具が使い難いなど,作業者に失敗ストレスを与える要素はすべて人為ミスの引き金になりやすいものです。このような新視点で現在の仕事のやり方を見直し改善することが,人為ミスの未然防止です。
講師: |
中山賢一 氏
人為ミス研究所 所長
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日時: |
平成29年10月24日(火) 10:00〜16:00
1日集中講座
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受講料: |
42,000円(消費税込) |
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(テキストおよび昼食を含みます) |
会場: |
新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
地下鉄有楽町線 麹町駅徒歩5分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図 |
※録音・録画はご遠慮下さい。
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●受講のおすすめ
管理監督者の側から見れば作業手順書は良くできていると考えがちですが,視点を代えて,作業をやる立場の作業者の側から見ると,人為ミスや品質不良につながりやすい小さな不具合要素が無数にあって,多くの作業者は失敗ストレスを抱えながら作業しているのが現実の姿です。
人為ミスの発生原因を究明したり,トラブルの芽を見つけ出すことを通じて,作業者の失敗ストレスをつくり出している悪い原因系を未然に取り除くことが,監督者のやらなければならない未然防止活動です。
監督者クラスの教育が不足していること,日常管理に時間を割けないことなど,が人為ミスの減らない真の原因です。
本セミナーは,
- 人為ミスを未然に防止するための実践ノウハウを学びたい方
- 「ゼロの時代」の品質管理のやり方を模索している方
- 職場サークルのリーダーとして,改善活動の新視点をお考えの方
- 監督者のための新しい実践教育を模索している方
に特にお勧めしたいセミナーです。
●セミナープログラム
- ◎はじめに
- 未然防止の前提
- 未然防止の考え方
- 1.人為ミスは日常管理で減らす
- (1)日常管理ができていますか
- (2)見直しを迫られる日常管理
- (3)未然防止型日常管理のすすめ
- 2.未然防止型日常管理A-KOMIK
- (1)A-KOMIKの改善視点
- (2)監督者の弱点とA-KOMIK
- (3)A-KOMIKのめざす姿
- 3.A-KOMIKの展開ポイント
- (1)作業する人の目線から“あいまいさ”を見つけだす 「A」
- (2)初心者目線で標準類を作り直す 「K」(前標準)
- (3)教え方を標準化する 「O」
- (4)標準類を守らせる仕掛けをつくる 「M」
- (5)作業者の異常感度を高める教育を繰り返す 「I」
- (6)人為ミスがゼロになるまで標準類をスパイラルアップさせる 「K」(後標準)
- 4.業務別のA-KOMIKを使いこなすポイント
- (1)A-KOMIK基本形
- (2)業務別重点指向のポイント
- 5.監督者のA-KOMIK実践
- 6.作業者の未然防止
- (1)人為ミスを起こしやすい人の特徴
- (2)人為ミスを防ぐ自己管理
- (3)自己管理の事例
- 7.各社の取組み事例
- ◎質疑応答
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