今や,機能品質から外観品質の良否が顧客の要求する品質水準を満たす 品質保証のポイントになっています。
限度見本の作り方からパネルのレベルアップまで
講師: |
坂田愼一 氏
SKGマネジメント 代表
技術士・中小企業診断士 |
日時: |
平成30年5月29日(火) 10:00〜17:00 1日集中講座 |
受講料: |
42,000円(消費税込) |
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(テキストおよび昼食を含みます。) |
会場: |
新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
地下鉄有楽町線 麹町駅徒歩5分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図 |
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●受講のおすすめ
外観検査は限度見本の作成や検査員の管理、検査条件などが判定精度に影響します。
特に中小企業においては、多品種少量生産などを背景に作業者が外観・目視検査を担当するので、判定精度の良し悪しが外観品質に直接影響します。
ところが、外観・目視検査では検査員により判定にバラツキや偏りが起こるので、曖昧な判定や誤判定を起こす原因となります。
これらの原因を適切に処置しなければ、購入品の外観不良流入や、出荷検査のミスにより顧客クレームを招き、自社の信頼を損ねることにつながりかねません。
本講座では、これらの課題解決に向け、外観検査(パネル)の適性評価および限度見本の設定方法、外観検査データの解析手法と手順を解説いたします。
豊富な事例を通じて、外観検査の正しい進め方と、外観品質の確保策を習得して頂きます。
外観品質設定の技術者や検査担当、品質管理担当や管理監督者の参加をおすすめします。
講義終了後は、講師による個別相談にも対応します。
●セミナープログラム
- 1.外観検査の課題と自社の問題を明確にする
- 1)外観検査の問題点をチェックする
- 2)自社における外観検査の課題と問題抽出
- 3)検査の目的と不良ゼロの取り組み
- 2.官能・外観検査の問題点と対応策
- 1)官能検査の特徴
- 2)官能検査の曖昧さへの対応
- 3)外観品質不良への対応
- 3.パネルの選び方と育て方
- 1)パネル(検査員)はどんな人を選ぶべきか
- 2)識別力のあるパネルの選び方
- 3)パネルの選定(片寄りとバラツキのない)
- 4)パネルの訓練方法
- 5)パネルの日常管理
- 4.外観品質基準の設定
- 1)段階見本の設定
- 2)限度見本、標準見本のつくり方
- 3)効果的な限度見本づくりの工夫
- 4)評価基準一致させるための工夫
- 5)限度見本がつくれないときの対応策
- 5.検査計画と外観検査の扱い
- 1)検査段階をどうするか
- 2)検査ロットの構成と検査個数
- 3)検査の標準化
- 6.官能検査の評価とデータ解析
- 1)数量化のポイント
- 2)データ−解析のやり方とポイント
- 3)官能検査データ−解析の方法
- ・分散分析を用いたデータ解析例
- ・分割表を用いたデータ解析例
- ・順位データ解析例
- ・評点データ解析例
- 7.質疑応答とまとめ、個別相談
- ※個別相談がある方は、参加お申し込み時にその旨を事務局にお伝えください。
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